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月曜メール

vol.327 【カバーリングという意識で】

おはようございます。
先週末から関東は、雲一つない快晴で
我が家からは、三日連続できれいな富士山が拝めています。

 

寒くなってくると空気が澄んで
遠くの山々や星空がきれいな季節になりますね。

 


さて、YPPではチーム制で仕事をする現場を増やしています。

 

特に在宅ワークの場合は、一人で完結することは少なく
複数名で協力しながら仕事を進めている方が多いと思います。

 

複数名で異なる事情を抱えた者同士が協力しあって仕事を進める場合、
誰一人同じバックボーンではなく、それぞれ家庭やその人自身が抱える事情も違います。
働ける曜日も時間帯も異なります。

 

そして、「働ける量」も違うのです。

 

育児中の人、介護を抱える人、ご自身の療養が必要な人
「急なお休みが発生する理由・時間帯」もまちまちです。

 

日本人は「横並びの意識」がどうしてもあるのか
「あの人がここまでやっているのだから、私もここまでやらねば」と
周りに合わせがちですが、
お互いに周りにあわせ、また自分に合わせることをチームメンバーに要求すると
チーム全体が辛くなります。

 

同じことを同じだけする必要はなく
私はレフトを守るから、ライトをよろしくね、という風に
(実際の仕事内容は同じですが、ここは例えでお話しします)
むしろ異なるからこそ上手くいくようなチーム運営を
それぞれが心がけると、チームである良さが何倍にも活きてきます。

 

新人さんがベテラン並みに動こうとしてプレッシャーを感じすぎても
ベテランさんが新人さんに自分と同じようにやってほしいと思っても、上手くいきません。

 

新人さんはベテランさんに教えを請い、自分ばっかり手をかけてもらってと
恐縮してしまうかもしれませんが
ベテランさんは新人さんに教えることで「教え方を教わっている」のです。

 

同じ仕事を担当することになった縁あるチームメンバーと
お互い、相手が出来ない処をおのずとカバーリングしあっているはずなのです。

 

詩人の相田みつをさんの言葉
「みんな違ってみんないい」の通りなのです。

 

同じことをしよう、せねば、と思うのではなく
それぞれが「自分ができることで相手の不足をカバーしよう」という
カバーリングの意識が高くなるといいなと思います。

 


そして、この意識は決して在宅チームだけではなく
事務所スタッフ同士や、お仕事をいただくお客様との間でも
上手く活かしたい視点です。

 


今週も実践のチャンスにあふれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

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