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月曜メール

vol.326 【信頼する気持ちを持つこと】

おはようございます。
寒さが緩んで今日は暖かく過ごしやすい日になりそうな関東の朝です。


さてYPPで仕事をしていく上で、
これは大切だな、と思うことを毎週綴っていますが
今朝のテーマは【信頼する気持ちを持つこと】です。


YPPでは主にフルタイムで働けない事情の人が登録して、
一つの業務を分けたり交代しながら担っています。

 

1人で完結するより難しいこともあるのですが、
その分、コミュニケーション能力を鍛えられる状態であるとおもいます。

 

在宅ワーク同士であることが多いので、
業務連絡はチャットなり、メールのテキストで行います。
相手の表情や声のトーンなど
直接会っていればカンタンに手に入る情報が
在宅ワークでは、ありません。

 

ここに一つ難しさを感じる人も多いです。

 

「大丈夫です」と返信してもらったけど
本当に大丈夫かな?と疑い始めると
どんどん心配を膨らませることが出来てしまいます。

 

例えば、急なお休みをしたいときに
「シフトを変わっていただけませんか?」という投げかけに対して

「大丈夫ですよ!」というOKの返事があった時、
「ああ良かった。ありがたい。私も次回はこんな風にこの人のピンチは助けてあげたいな」

と嬉しく受け止めることができる日と
「こんな風に返してくれたけれど、本当のところは無理をしているんじゃないだろうか。

こんな投げかけをして良かったのだろうか。内心快く思われていないんじゃないか」

とせっかくOKをもらっても
心穏やかに居られない日があるとします。

 

状況は「休みの相談をして快諾された」という一つの事実なのですが
心境(自分の解釈)は、真逆になってしまうことがあります。

 

ほんの一例で示しましたが、
在宅ワークというある意味「孤独と思おうと思えばカンタンにそう思えてしまう」環境では、
“取越苦労”思考に陥りやすい気がします。

 

こういう思考に陥りかけた時に
もし自分が逆の立場だったら腹がたつか?と自分自身に問いかけてみて欲しいのです。

 

もし、自分なら腹が立たないと感じるならば
それは取越苦労の可能性が高いでしょう。

 

もし、自分がされたら腹が立つ、と感じるなら
自分がされたら嫌だと思うことは、人にしない方が良いでしょう。
とはいえあまりにストイック過ぎる判断は、自分の首も締めてしまいます。

 

やむを得ないこと、不測の事態は誰にでも起きることです。

 

そして本当に学んでほしいのは、
「信頼することの効果」です。

 

誰もが
信頼された方が嬉しいものです。

 

自分にある程度の信頼を抱けることを
「自信を持つ」と表現します。

 

取越苦労の心配をする背景には
相手に対する信頼が不足していることがあります。

 

隣り合わせで仕事できない状況ではありますが
縁あって同じチームで働くことになったメンバー同士
きっと分かり合えることがあります。

 

よくよく話をしてみると
思わぬ共通項を見つけて一気に仲良くなった!というケースを
私は何度も見かけてきました。

 

実は出会いは必然である、とさえ思っています。

 

信頼をするコツは、相手を知ることと
自分のことをより多く伝えること。
よく知っている人ほど、親しみを感じるものです。

 

そしてこれもある種のトレーニング。

 

やってみてから、体験的にわかることがあります。
いわゆる「体得」です。

 

前述した例のような「休まなくてはいけなくなりシフトを代わってもらう」という出来事から
チームメンバーとの間に信頼を感じる事ができた人はむしろ
シフト変更を申し込むに至るハプニングにも感謝!

そんな風に、やむを得ず起きたようにみえる出来事それぞれに
プラスの意味づけをして
信頼というテーマから見直してみると
在宅ワークならではの悩みが
在宅ワークならではの気づきになると思います。

 

お互いが信頼することから
チームでの仕事のやりやすさ、楽しさ、面白さが育まれていく体験は
ぜひ、YPPで仕事する全員に享受してほしい大切なことです。

 

今週も学びと実践のチャンスに恵まれています。

笑顔あふれる1週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

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