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月曜メール

vol.323 【目標を立てるときに知っておきたい「能力は未来進行形」】

おはようございます。
肌寒く、今朝の関東地方はやや薄日が差すグレーの曇り空
いよいよ晩秋といった空模様になってきました。

 

さて、先週の月曜メールで目標を立てて公言するとよい、という話を書きました。

 

公言しなければ、やらなかったとき自分の中で撤回もしやすいですが
周りに宣言してしまうと、やらざるを得ない状況に自分を追い込めます。

 

そういう効果を期待して、公言することをおススメするわけですが
その前にまず目標を立てる時点で、成長を阻む「内なる敵」を退散させなければなりません。

 

目標を具体的に立てづらい心境のとき、

人は
年をとればとるほど「こんなものは無理」と“過去の経験に基づいて”
もしくは“今の自分の能力”で、物事を考えがちです。

 

赤ちゃんが歩こうとするときに、過去の自分を考えないように
何か新しいことを成し遂げようと目標を立てるときに、
“過去のできなかった経験”や“今の能力”に基づく判断ほど
やっても意味のないことはありません。

 

フォーカスするとしたら、“過去の何か成し遂げた自分”です。

 

とはいえ、そんなに過去の自分が何かを成し遂げてきた、とは
にわかに思えないとしたら、どうすればよいでしょうか。

 

一つのコツとして私が教わったのは、
10年前と今の自分を比べてみること。

 

昨日と今日では何の変化も感じられないものですが
さすがに10年前と今では、生活も環境も、出来る仕事も、物事の感じ方も変わっています。
(そしてPCやソフト・アプリなど、仕事道具も大きく変わっています)

 

10年前が飛躍しすぎなら
まずは3年前と今、5年前と今を比べてみても
けっこうな変化が感じられるはずです。

 

そう考えると、今から3年後、5年後、10年後は
確実に今とは違う自分がいることが想像できます。

 

この月曜メールで何度も繰り返しお伝えしている「能力は未来進行形」という考え方があります。
これこそが、目標を立てるときに一番大切なベースです。

 

3年前、5年前、10年前の自分と今の自分を比較して
できるようになったこと・感じられることを知ることから
ぜひ「確かに能力は未来進行形であった」と実感してみてください。

 

人は望めば成長もするけれど、使わないものは衰えもします。
「目標を立てる」「挑戦する」ということも、やればやるだけ返ってきますが
やらないことが続けば、そういう気持ちを抱く「チカラ」もついていきません。

 

仕事を通じて、家事雑事を通じて日々学びながら
「挑戦する気持ち」を育み、未来の自分に期待することが
前向きな気持ちと共に、誰かを助けることができる自分を育てることにもつながっていきます。

 

せっかくなので、今週は
具体的な目標がある人はそれを公言する機会を
具体的な目標がまだない人はそれを探す機会をとっていただけたらと思います。

 

今週も学びと実践のチャンスにあふれています。
笑顔あふれる一週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

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