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月曜メール

Vol.312 【今までと違う世界に出会う機会をつくる】

おはようございます。
早いもので8月最後の月曜日です。

 

お子さんがいるご家庭では
すでに新学期を迎えているお宅もあれば、
今日からあと3日でなんとかしなければと
焦っているお宅もあるのではないかと思います。

 

また台風上陸の地域では、どうぞ外出を控えて安全にお過ごしください。

 


さて昨日から私は一泊二日で湯河原に来ております。
遅めの夏休み、ではなく
ある国際的な中小企業研究会の日本委員会に
ご縁があって呼んでいただきました。

 

中小企業経済を研究分野としている学会の方々に、
女性起業の一つの実例として
私の体験をお伝えすることになったのです。

 

そもそもは何年か前に
ある方のご紹介で
練馬区の市民講座に呼ばれたことがきっかけでした。

 

最初にお声がかかった時も、今回のお話も
本業の仕事に直結することもない会なので
御断りすることも考えましたが
「せっかくお声をかけてもらったのだから」と出席してみました。

 

特に今回は、国際的な研究組織の日本委員会という
私が日頃接することのない世界の方々。

 

ビジネスの交流会はお仕事のご紹介に直結するので
日頃から、お誘いには許す限り参加していますが、
だいぶ畑違いのアカデミックな世界には
正直、お誘いを受けた時点では
(大変失礼で傲慢な、今思うと恥ずかしいくらいに浅い考えですが)
出席することが本業にすぐ役立つとは思いませんでした。


ところが蓋を開けてみれば
いつもは自分の視点から見ているものを
国や世界の流れからみている研究者の方々の物事の見方、知識とご経験は
大変勉強になりました。

 

それだけでなく、
この12年の事業で
「このようなアドバイスは初めて受けた」という具体的なアイデアもいただく結果となりました。

 

まさに目から鱗。
慣れている場所、行けばわかると想像がつく場所ばかり行くのではなく、
自分の知らない世界に触れることの大事さを改めて感じました。

 

人間、横着をしたくなるものですし、
自分の日頃のインプットに自信を持ちすぎてしまうと
新たな分野のお誘いがあっても「関係ない」と断ってしまうことがありますが、
誘いがある、ということは
何かしら接点があるもの、無関係ではないものなのです。

 

面倒だな、、、という気持ちを脇において
「何かしら学べることがありそう」と思って出掛けていくと
考えていた以上の釣果を得られることは
実は多いのです。

 

学ぶも学ばぬも自由なのですが
一回ごとの学ぶ知識の差は僅かにみえて
この「時々新しい人に会う習慣」を持っているか否かは
大きな差が出てくると思います。

 

これはあくまで私見ですが
内勤で事務仕事をしてきた人は、毎日同じ場所に通勤する習慣があるため
外回りが中心の営業職出身の人よりも
ややフットワークに欠ける印象があります。

 

でも貪欲に新しい知識を仕入れて
会うたびに目を輝かせてお互いの近況報告をし合う人を観察すると、
事務職だろうと営業職だろうと
出不精な人はいません。

 

会うたびにに面白い話をしてくれる魅力的な人は、
自分の現在の知識だけで安住せず
常にインプットを心がけ、またその新たな知識や人との出会いを楽しんでいます。

 

「類は友を呼ぶ」ので
さらに魅力的な人との出会い(ご縁)に恵まれていきます。

 

インターネットで出掛けなくでも入手できることは増えたからこそ、

出不精にならない習慣は大事なように思います。

 


新しい人との出会いが最近ないな、という方は
この月曜メールで再三書いておりますが
まずは「思うことが大事」。

 

「新たな出会いや体験が欲しいな」と日頃から思っていると、
ふとした所からお誘いがかかります。

 

もしくは、何かしら今までより情報が目に留まるようになります。

 

そこまでは全員に起きること。

 

そしてその後の行動が道を分けます。

 

「でも忙しいし、また今度にしよう」と行動を起こさない人と
「思い立ったが吉日」と行動を起こす人で
その後の結果が変わります。

 

いつもの慣れた場所ではないところは
ちょっとハードルは上がって感じられます。
行かなくていい言い訳を思いついてしまいます。

 

そのような一瞬躊躇があるような「新しさ」を感じるところにこそ、
ぜひ足を運んでみることをお勧めします。

 

足を運んでみることが難しい人は
新しいジャンルの本を手にとってみても良いですね。

 

今週も学びと実践のチャンスに溢れています。

笑顔あふれる一週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

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