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月曜メール

vol.304 【目標や抱負を共有できる人をもつ】

 

おはようございます。
7月になりました。早いですね。
今年も残り半分です。

 

半分まで過ぎたところで
今年の抱負がどこまで出来ているかを考える前に、
まず、今年の抱負が一体何だったのか
それを思い出すのが一苦労だったりします。

 

良い目標設定と達成には
つど目にする工夫と
それを共有する仲間なり、師の存在が有効です。

 

うる覚えですが
「山に入れば、袖が濡れる」という言葉で
共に学ぶ人の大切さを教えていただいたことがあります。

 

山の中に入れば自然と霧で着ている物が濡れるように、
学びの深い人々の間に入って勉強すると、深い学びを得ることが出来る。
それだけ、学ぶときに誰と一緒に学ぶかは
とても大事なのです、とその方から教わりました。

 

それを教えてくださった方と一緒の勉強会では
毎回講師の先生が一方的に話すだけではなく
講演のあとに
その話から何を感じたか、考えたかを
出席者一人ずつが皆に発表します。

 

講演自体もとても勉強になる中身ですが、
その一人ずつの感想なり考え方、言葉の選び方など
講演だけではない学びがあります。

 

ときに、講演の中身が自分の関心が薄いテーマで
「今日の話はつまらないな」と内心感じてしまった時も
講演後の皆さんの感想を聴くうちに
「自分の考えは浅かったな。
あの話からでも、
皆さんはこんなに吸収していて、
素晴らしい感想を持っている」とわかって
自分がつまらないと感じたことを恥じる気持ちになることもありました。

 

それだけ、誰かと共に学ぶことは
とても効果的です。

 

冒頭の話に戻って
年頭の目標、抱負のようなものは
所属している組織で求められない限り
大人になってしまうと
誰かにハッキリ宣言する機会がなくなってきます。

 

日頃からそのような話をしていないと
改まって抱負や夢を語ることに
気恥ずかしさが伴います。

 

でも不思議なもので
そういうことが共有できた相手とは
しばらく降りでも
会うたびに互いの進捗を報告し合い
お互いの成長を喜びあい
うまくいかないことも励まし合えるようになります。

 

今年の抱負も忘れかけてしまいそうな
うだるような暑さを迎える7月ですが、
半年の節目に
あの元旦の清々しい朝を思い出して、
ここから半年
自分に出来る新たな目標を立て
それを共有できる友人なり、家族に
伝えてみてはいかがでしょう。

 

生真面目なことに
実際に取り組んでみると
それを望んでいた自分自身に気づけます。

 

共有する相手は
仕事に関することであれば
仕事仲間も有効です。

 

例えば、簿記を受験するにも
誰にも言わずに密かに勉強するのと
仕事仲間の誰かに宣言して
自分を追い込んでしまうのとでは
1日ごとの「やらねば」という気持ちや行動への影響が違ってきます。

 

おそらくこの月曜メールを毎号読んでくださっている方は
自分自身を今より高めたい、
去年よりは今年の方が成長したいという
向上心の高い方だと思います。

 

向上心の高い人の傾向として
自分にも厳しく反省体質になりがちなところがあります。

 

目標や抱負を共有する人がいれば
「こんなに出来たじゃない!よくやったよ!」という励ましも受け取ることができます。

 

「山に入れば、袖が濡れる」

 

仲間や師を見つけることは
学びを深くすると同時に
人生を豊かにしていきます。

 

2016年が半年を越えた今週の月曜は、
目標を共有する仲間の存在を感じながら
スタートしたいと思います。

 

今週も学びのチャンスに恵まれています。

笑顔あふれる一週間になりますよう。

 

YPP
五味渕紀子

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