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月曜メール

Vol.284 【ドキドキを楽しむ方法】

おはようございます!
昨日は体調を崩してしまい、月曜メールが配信できず今週のみ、火曜日メールとなってしまいました。
ご心配をおかけした方々にお詫び申し上げます。

健康第一!とはいえ、人間、順調なときばかりとはいかないもの。
身体の具合が悪いのは喜ばしいことではないですが、こういう時こそ
周りの暖かさが身にしみたりして、悪いことばかりではないですね。

本当に日々、助けられているなあを実感した月曜でした。

さて。気を取り直して、今週も綴りたいと思います。

仕事をしていると、ふと「もっと挑戦したいな」という気にさせられる瞬間があります。

身近にがんばっている仲間の姿を見る時であったり
実在する人物でなくても
ドラマや映画、小説の主人公の姿をみて感じるものであったり、様々です。

不思議なことに
「もっと成長したいな」という気持ちを誰かが傍で見ていたかのように
「こんな仕事をやってみるか」とふとした拍子に、お声がかかります。

それはまさに自分で望んだはずの次のステージ(まさに天からのギフト)であるにも関わらず、
「やった!やってみたい!新しい挑戦だ!」というワクワクする気持ち100%には中々ならないもの。
ワクワクする気持ちと同じくらいに
「果たして自分にできるだろうか、失敗したらどうしよう」というドキドキする気持ちが
どうしても入り混じります。

まったく未知の世界に踏み出すとき、例えばまったく畑違いの分野に転職する時など
新人なら、新人ならではのドキドキ感があると思います。

同じ仕事で一段レベルアップをする時には、以前にも経験しているだけに
ベテランなら、ベテランならではのドキドキ感があると思います。

新人にしろベテランにしろ、
人は成長を求め、挑戦を繰り返していく中で
ワクワクやドキドキを何度も繰り返し経験していきます。

渦中にいるとき、楽しさよりも、辛さが前面に出る日もあります。
自分で望んだにも関わらず、不安から逃げ出したくなったり、愚痴をこぼしたくなったり
贅沢とわかっていても、マイナスの気持ちも抱いてしまうことがあります。

そんな時、ひとつの「マイナス解消法」として、挑戦している仲間との交流があります。

身近にいる、別の挑戦者と語り合う時もそうですが、
本の中に登場する人物から、勇気をもらう時もあります。

自分が目指そうとしている道のはるか向こうを走っている先輩の背中をみていると
ラクラクと障害を乗り越えているようにみえますが、
きっと、その人はその人なりの課題に必死に立ち向かっているのだろうなあと心中を想像すると
「ドキドキしているのは、自分ひとりじゃない」と思えてきます。

実際、自分が世界で一番大きな課題に立ち向かっているのかといえば、そうではなく
世の中には、もっと大きな課題やプレッシャーと戦っている人が五万といます。

だからといって自分の目の前の挑戦が小さくて意味がないかというとそれも違って
役割は人それぞれ、役立てるステージも人それぞれ
それぞれが、できることをできるだけやること自体にとても大きな意味があります。

そして、挑戦している人を客観的にみてみると
「その人にはそれに挑戦する意味がある」ことにも気付かされます。

また、歳を重ねてくると、自分自身が挑戦をするだけではなく
周りの人に挑戦を促す立場になることもあります。
(まさに、子育てなどは、子にそういうステージを提供する連続だと思います)

どこまでがその人の為になり、どこからが過度なプレッシャーになるのかは
周りに推し量れない時も多く、事前にこれが正解とはわからないものです。

ただ「見守る」という行為には、かなりの応援の力があるように感じています。

「口を出す、手を出す」という直接的な応援もありますが、
「見守る」という応援の仕方には、「信頼する・期待する」という気持ちが多分に含まれていて
その「信頼される・期待される」が、人に与える力が実は小さくないのではないかと感じます。

挑戦と成長を通じて、誰かに対して「信頼する・期待する」が出来るようになる過程で
自分自身にもまた、「信頼する・期待する」という気持ちを抱けるようになることは
きっと、また次への一歩を踏み出すときの原動力になるように思います。

新しい挑戦のドキドキに怯みそうになった時こそ、
この「見守る」という意識を、自分自身にも向けてみたいと思います。

今週も学びと実践のチャンスにあふれています。

成し遂げた時には成し遂げたことから学び、
成し遂げられなかった時には成し遂げなかったことから学び、
ときに緩急ありながら
共に長く成長し続けていきたいです。


今週も笑顔あふれる一週間になりますよう。


YPP
五味渕紀子

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