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月曜メール

Vol.258 【本気を出す】

おはようございます。
お盆休み明けの日常が戻ってきた方も多いかと思います。

8月上旬から中旬にかけては
広島や長崎の原爆投下や
終戦の日を思い起こす時期でもあります。

70年たってなお
当事を語り継いでくださる先輩方がまだいらっしゃるので、
私達働き盛りの世代も
仕事や日々のこと以外に
過去の身近な史実に触れて
受け継げるようにしたいです。

そして、
無事に仕事にむかえる平和な日常に
改めて感謝して
今週の月曜メールを綴ります。



さて、冒頭の言葉
「本気を出す」ということについて
今朝は考えています。

世の中で、
自分の思い通りにいかないことはあります。

お天気や天変地異や
世界で起きている紛争も
自分一人の力でなんとでもなるものではありません。

一方で
自分で決めて自分で行動できることも
意外とあります。

どこに住み、
何を食べ、
何を読み、どんなことを話し
どんな人を友人にもつか。
どんな仕事を通じて
社会に役立つ一人の社会人として生活するか。

これらは
親や子供、パートナーなど周囲の影響もありますが
それに従うか従わないかもふくめて
自分で決めて
今までの道のりを歩んできたと思います。


その今までの人生で
自分自身「これは本気で取り組んだな」と思えることは
過去どのくらいあったかな、と考えてみたとき
学生時代の部活動に記憶が戻る人もいれば
社会人生活の中で
ある仕事を任された経験を思い出す人もいるかと思います。

もしくは
現在奮闘している
子育てや介護や
ご自身の身近な誰かのために動いている時間を
思い起こす人もいると思います。


「一生懸命やっています」と
「本気出しています」では
言葉の印象として
「本気出しています」の方が
その物事に対して
より強く向き合っている状態とするならば
私はこの「本気を出す」ことを
習い性にしたいと思います。

「本気を出す」ことも
生きる力をつけるトレーニングの一つであり
「今は本気出していないけれど
いざとなったら出せるよ」というものではなく
やはり、日頃から
「本気出していこう!」と考えて行動していかない限り、
「本気を出す」ことはできないもの。

そして過去に
「本気出してやった」ことを思い返せば
まさに「窮すれば通ず」で、
物事が成就する確率も高く
結果にも途中のプロセスにも
満足できることが多かったことに気づきます。

不平不満で日常をよごしてしまうのではなく
満足度の高い日々を積み重ねるためには
モノの見方を明るく前向きにすることも手ですが
この「本気を出す」ことの効果は
絶大だと思います。


漫然と過ごすことが習い性にならないよう
たった一つの仕事でも打合せでも
サンプル作業でも
チェック業務でも
「本気出してやろう!」という姿勢が
より満足度の高い結果と達成感につながります。

今日もひとつ、何かに
「本気出して」向き合っていきましょう。

そしてそれが仕事であれ
家庭の雑事であれ
本気がこもった行為の先に
それをありがたく受け取る人がいるはずです。


そんなことも注意深く
自分自身のあり方を観察してみると
ありふれた日常にも
感動できることが様々見つかります。

今週も「本気出して」トライして
笑顔あふれる一週間になりますよう。


YPP
五味渕のり子
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