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月曜メール

Vol.217 【すべて自分にとって幸いなこと】

おはようございます。
三連休の最終日、私の住む町の上空は青空が広がって、とても気持ちよく晴れています。
太平洋側は、晴れのところが多いようですね。

さて、11月に入りました。一年早いですね。

この一年を振り返るにはまだ早いような気もしますが、YPPは11月決算なので
11月に入ると一年の総括と、来年に向けて考える月になります。

この月曜メールで何回か書いていることですが
「3年後の自分を知りたかったら、3年前と今とでの変化を考えてみるといい。
5年後の自分を知りたかったら、5年前と今とでの変化を考えてみるといい。
10年後の自分の変化は、10年前と今とでの変化を考えてみるといい」といわれます。

実際、昨日と今日ではあまり変化がない生活に思えても、
1年前、3年前、5年前、10年前の生活と今を比べると、
当時想像していなかったぐらいの変化をしていることはよくあります。


子供なら歩けも話せもしなかった赤ちゃん時代から、
ランドセルを背負って元気に学校に通うまでに大変化=成長しています。

大人でも、職場が変わったり担当業務が変わったり、
いっしょに暮らす人や家が変わっていたり
10年前とは、何かしら変わってきていることがあります。

「できることが増えてきた」=成長してきた証が
何かしら感じられる数年間なり10年間が、大人でもさまざまにあると思います。


「できるようになる」ことがある一方で「できなくなったこと」もあります。

何か病気をわずらって、かつてと違う身体の不自由があるかもしれません。
家族の介護をしている人は、今は生活面での不自由があるかもしれません。

たいへんなことがあると「いつまで続くの」と思うこともありますが
振り返ると「いつまでも同じではない」ことばかり。

それどころか、10年間、20年間とふりかえってみると
大変であったことほど心に残っていたり
「あの時のがんばりがあったからこそ」と思える今の自分がいたりします。

むしろ順調であった出来事から鍛えられた部分なんて、意外に少ないかもしれません。

順調な日もあれば不調な日もあり、
嬉しさに包まれる日もあれば、悲しみにくれる日もあり
どちらか一方ではない変化に富んだ生活の中で
どちらかというと、苦労した日や悲しみにふれた日にこそ、
心はそれを糧にして成長を繰り返してきたように思います。

そう思うと「起きたことはすべて、自分にとって幸いなこと」。

そして「今日と同じ日は、二度と来ない」ということ。

もし今日これから、なにか心煩わされることが起きていたら、
それは「自分のために起きてくれていること」として感謝してみること。

読んでいる時には「そのとおりだな。感謝って大事だな」と思っても
何か自分にとって不本意なことが起きた瞬間は、そんなことは忘れて
カッと頭にきたり、文句を言ったりしてしまうのがふつうです。

でも、怒りがおさまったのちに、ふと後から
「これは自分にとって起きるべくして起きた、何かを気付かせてくれたことだったんじゃないか」と
気付くことに、価値があるように感じています。


誰かに何かをさせていただけている今日に感謝できることが
とても幸せな時間をつくると思います。


毎週の月曜メールは、誰に向けてというよりも、私自身に対して
こうありたい(つまり現実はまだまだそうあっていない)と思うことを綴っていますが
読んでいる方のお一人でも、今日の心境になにかしら届くことがあれば、嬉しいです。


今週も笑顔あふれる一週間になりますよう。

元気が一番です。

YPP
五味渕のり子

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