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月曜メール

vol.201【今の状況のメリットとは】

おはようございます。

ワールドカップはドイツが優勝でしたね。

決勝の余韻を引きずりながら朝の支度をした方が多かったのではないでしょうか。



さて。

このメールを読んで下さっている登録者の方々と、

実際にYPPで仕事を担当しているメンバーの皆さまは、

「個人事業主」として仕事をしている方が大半であろうと思います。


どこかの会社に勤める「従業員」という形態ではない、働き方です。

それは、ご自身で望んだ場合もあれば、

現在、何かの都合により、たまたまそうなっている、という場合もあれば

中には、正社員でどこかにお勤めしたいけれど、現在は「個人事業主」という方もいらっしゃると思います。


このメールを書いている私自身、「従業員」ではなく「事業主」の一人です。


正社員やパートとして、どこかの会社に雇われているほうが

世間一般的には、なんとなく「保証がある」イメージがあるようです。


けれど、私は若いころから、

「どこか1社に依存する働き方は、将来困るだろうな」と薄々なんとなく感じていました。


そしていざ、自分が「個人事業主」になって、やがて法人の「事業主」となってみて

最近つくづく、この「一見保証のないことの『保証』の確かさ」について

感じるところがあります。



お勤めをしている形態でも、もちろん日々学ぶことはできます。

役職がつき、責任が重大になるほど、

その分、学ぶ力、仕事をする力がついていくことも確かです。


しかし、

一見「保証がない」フリーランスという立場は、

(俳優さんや、コメディアン、モデルなど芸能界やスポーツ界の人もそうですね)

一つずつの仕事が勝負です。


その仕事を気持ちよく関係者と行い、確かな納品をするかどうかによって

次の仕事がくるか来ないかが、決まる世界です。

その分、ダラダラと惰性で仕事をすることは、なりにくくなります。

人間はどうしても弱い部分があります。

一見、「安定している」場所では、なかなか、足を踏ん張って努力できなくても

「あとがない」崖っぷちに立ってみれば、誰でも、足を踏ん張って、慎重に考えながら歩きます。



事務代行の請負は、崖っぷちのような状況ではないのですが(笑)、

それでも、一つずつのお客様との出会いや、

一つずつの仕事で、うまくいったり失敗したり、一喜一憂を繰り返しながら学んでいくうちに

数年経ってみると、仕事を始める前の自分とはだいぶ違う

「いつのまにか色々なことができるようになった自分」に出会うことが出来ます。


もっと具体的にいえば

「毎回新しいことを受け入れ、学び、対応できる自分」になれることが、

とても大事な「学んでいく成果」だと思います。


それと、映画製作に携わる人が、いろいろなドラマや世界を味わえるように

バラエティーに富んだ仕事を短期間に体験できる、ということも

また大きなメリットだと感じます。


今、「正社員やパートでどこかに所属して働く」ということが叶わないなら

無い物ねだりをするのではなく

「個人事業主で働くからこそ、得られるもの」にぜひ目を向けていただけたらと思います。


私個人は、

正社員で働く方が、ほんとうの保証がなくて、先々に大変になるかもしれない、と考えています。


そして、早いうちから

自分が「事業主」になることで

鍛えられること、出会えること、体験できることの幅を増やす生き方に

とてもとても魅力を感じています。


子育て、介護、ご自身の体調など、

それぞれ「個人事業主」になった経緯はちがっても

ここで得られるメリットについては、おおいに共通項があります。


そんなことも感じながら、学びあいながら

そして、時に励ましあいながら、「個人」ではあるけれど「仲間」として

ここを、みんなが切磋琢磨していく場にしたいと思います。



今週も笑顔あふれる一週間になりますよう。


YPP
五味渕のり子
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