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月曜メール

vol.199 【おうちオフィスという考え方】

【おうちオフィスという考え方】

おはようございます。

梅雨らしい曇り空ではじまった埼玉の月曜の朝です。


さて、きのう、YPPのお客様でもある日本ライフオーガナイザー協会さまはじめ、

「片づけ」業界のさまざまな協会・関係者の方があつまる「日本片づけ大賞」という

表彰式をみてきました。


全国の片づけのプロたちが集まって、

今年もっともクライアントに対して、片づけにより問題解決を行った人が

個人部門・法人部門それぞれ、エントリーした数名が発表を行い、

最優秀者がえらばれる、という式典です。



その中の発表のひとつに、「おうちオフィス」というものがありました。

今までの間取りに「プラス W(ダブリュー ワークの頭文字)」という空間をつくり、

自宅での快適な仕事スペースを確保する、

そんなメッセージが盛り込まれた「自宅ワークスペース確保のためのお片づけ事例」で

大変興味深く、拝見しました。


これからは、男女問わず、通勤せずに自宅の一角にオフィスをかまえて仕事する人が増える。

その推奨は、国が積極的に

サテライトで働ける環境をととのえていく企業に対する助成金を増やしていることからも、

日本全体の傾向として、みてとれます。


個人が、家庭の事情と両立しながら、自宅で働く時代。働ける時代。


インターネットがあればこそ、

そして少子高齢化という事情もあればこそ、

この流れはどんどん加速していくと思います。



その中で、YPPとして大事にしたいと思っていることは

「個人個人が家の中で、孤立しないような働き方」だと感じています。


現在YPPにある全ての仕事がうまくペア制で回っているわけではありませんが、

なるべく、同じ仕事を一人だけで担当するのではなく

2人のペア制、もしくは複数名のチーム制にしています。

そのぶん、一人あたりの仕事量は減りますが、

何かあった時に、自分以外にも同じ仕事を分かっている人がいることで

助け合うことができるようにしておきたいのです。


これは、なにも育児やご家族の介護にかぎらず

ご自身の体調不良などのときにも、助け合うことができるようにしたいのです。


365日、常に、何のハプニングもなく仕事に向かえる人よりも

(少なくともYPPに登録しているメンバーは)

365日あれば、1年のどこかで、人の手を借りたい時がある人の方が多いのです。


そして、

一人で済ませられそうな仕事をあえて、0.5人分ずつ、場合によっては、

さらにその半分の0.25分ずつわけあって少量にしたことで

自分の担当する仕事量がまだまだ少なく、余力がある、という場合は

ぜひ積極的に「掛け持ち」をしてほしいのです。


この「事務代行」を在宅で請け負うことのメリットの一つは

1社に勤めている時代とちがって、さまざまな多岐な仕事に触れるチャンスがある、ということです。


そして、その複数の慣れない仕事を重ねてやっていくうちに、

今まで出来ていたことにも、新しい視点が加わっていきます。

YPPで一番多くの会計ソフトを経験している人は、なんと8種類です。


8年間、ひとつの会社に勤めて経理をやっていたら、きっと8年経っても、

知っている会計ソフトは1種類の人が多いと思います。


これは一例ですが、せっかく「代行」「請負」という形をとっている利点を

うまく生かして、いろいろな仕事にチャレンジいただけたらと思っています。


やがて今の「在宅でなければ」という事情が変わったら

どこかに再度お勤めすることもあるかもしれませんが、

このまま自宅で「事務のプロ」として「おうちオフィス」を使って生きていく

という選択肢もあることも、どこか気に留めていただけたらと思います。



どこにいても、色々な人と仕事ができる時代が来ました。


ぜひ、この妙味、醍醐味を 一人ではなく

仲間を感じながら味わえるように

これからも、さまざまな挑戦をしていきたいと思います。


今日の月曜メールは、なんだか決意表明っぽくなりましたね(笑)。


今週も笑顔あふれる一週間になりますよう。


YPP
五味渕のり子

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